HYGIENE ドジェル （プラセボ） を用意し、
の効果を比較検討しました。 な中国人の成人女性10名は、 前腕内側部分を水で洗い、
4cm x 5cmほど）
その保湿力と除菌力 被験者となった健常 試験開始3日前から 他の医薬品を含むスキ
ンケア製品をその部位に使用しないよう指示され ました。
被験者の前腕内側に3か所の試験部位 を指定して、
温度21 ± 1°C、 被験品とプラセボ
の両方をそれぞれの部位に塗布してもらい、 は何も塗布しないコントロール部位としました。 験の環境条件は、 5%、
そして、 値を記録。 （ベ
ースライン）1時間後、 定し、
それぞれ試験部位ごとに3回計測して平均 安全性と副作用については、
1か所 試
試験は2020年3月に北京で実施されました。 被験品と対照品を塗布後、 、
相対湿度50 ± 開始時
3時間後の肌の水分量を測 皮膚科医
の臨床評価と被験者へのアンケート調査を行って 査定しました。
除菌ハンドジェルでも優れた保湿効果を発揮 統計では、 化糖）
3つの試験部位
合の有無を因数、 とした共分散分析法 析しました。
（無使用、 の肌の水分量がどう変化したか、 プラセボ、 異性
開始時の皮膚の水分量を共変量 （ANCOVAモデル）
験部位の肌状態には差異は見られませんでした。 表1が示しているのは、
ランダムに選ばれた被験者の3つの試 試験部位3か所の皮膚
の水分量データで、
された水分量の平均値です。 使用後、
全体として、
被験者10名の肌で直接測定 除菌ハンドジェルの
使用後の肌の水分量は共に、 〜3時間の間に低下しました。 無使用での水分量は、 少し続けました。
ドジェルを使用した肌で、
能が確認されました。 図3のグラフは、
3時間後、 に対し、
100%に設定した場合の、 います。 で、
プラセボジェルと異性化糖配合のジェル 1時間後に高まり、 一方、
ハンドジェル
試験開始後から少しずつ減 異性化糖配合のハン
もっとも高い水分保持機
基準となる無使用の皮膚を 水分量の増減を示して
無使用の皮膚より水分量が低下
プラセボ群の水分量は96.8% （乾燥）
異性化糖群の水分量は110.9%で、 したの 皮膚の
モイスチャ―レベルが無使用群よりも高まっている ことが明らかになりました。 1%の異性化糖を配合した除菌ジェルとプラセ
ボジェルを使用した後の肌水分量を比較すると、 使用後1時間の時点では異性化糖配合ジェルの水 分量が9%、
この試験で明らかになりました。
120.0 115.0 110.0 105.0 100.0 95.0 90
の比較グラフ +9%
3時間後には14%も高まったことが、 また、
通常の除菌 116.9* +14% 107.8 110.9* 1
異性化糖配 によって解
使用前の被験者4 使用後の被験者4
図2： ペンタバイティン配合水溶液を4週間使用する前と後の被験者2名の肌の画像。 らに示しています。
表1：開始時 無使用 プラセボフォーミュラ
ペンタバイティン （無性化糖）
ミュラp=0.007 配合フォー （ベースライン） ジェル使用後 と、 (水分量)の平均+標準誤差 開始時
（ベースライン） 32.85 ± 1.31 33.67 ± 0.96
31.56 ± 1.24
ハンドジェルの使用から3時間以内に皮膚の乾燥 が起こり、
その場合、
りも悪化しているということも確認されました。 照的に、 は、
1時間後
31.47 ± 1.44 34.76 ± 0.83
35.36 ± 1.24 3時間後
29.95 ± 1.53 29.71 ± 1.53
31.91 ± 1.27
皮膚の乾燥が無使用の場合よ 対
異性化糖配合の除菌ジェルフォーミュラで 皮膚の乾燥がしっかり抑えられただけでなく、
無使用の皮膚に比べ肌のモイスチャ―レベルが改 善されていることが明らかになったのです。
結論 アルコール70％含有の除菌ハンドジェルを日常 的に使うことが広く一般化されつつある中、 肌による悩みも増え続けています。
プラセボ■ ペンタバイティン 乾燥
世界的な感染 （異性化糖）■
症危機がある程度落ち着いたとしても、 は今後も継続することが予想されます。 菌効果のみならず、
ティン
この傾向 従って、
（1時間後と3時間後） に測定された、 皮膚の改善を明 前腕の静電容量値 使用前の被験者3 使用後の被験者3 （各
69
除 皮膚のバリア機能を守りなが
ら保湿もできる製品のニーズはますます高まるこ とでしょう。 DSM独自のバイオアクティブ製品、 （異性化糖）
ルベース除菌ハンドジェルでは、 膚の水分量が9%、
とが評価試験で実証されました。 果と、
が可能であることが証明されたのです。 Pentavitin®
（NMF）
手指の衛生を保つという2つの機能の両立 （ペンタバイティン） 糖の異性
は、
食用カーネルコーンを原料とする100%自然 由来のバイオアクティブ成分です。 る天然保湿因子
クな炭水化物複合体で、 保存料不使用、
い流されることなく潤いを閉じ込め、 果が72時間持続します。 は、
TRUE認証、 証など、
ECOCERT認証、
みの成分です。 参考資料
96.8 dry skin 1時間後 3時間後
図3：1% のペンタバイティンを配合した除菌ハンドジェルとプラセボ除菌ジェル使用後の水分量 効果）
www.personalcaremagazine.com （保湿
化技術を利用してサステナブルな方法で生成され た、
と似た構造をもつユニー 肌への結合力が高く、 その保湿効
ハラール認証済みのほか、
角質層に存在す 洗
DSMのペンタバイティン NA-
国際的なオーガニック認証を多数取得済
そしてCOSMOS認 PC
1. 世界保健機関 2020年3月 2. Rawlings AV, Cartner TJ, Copeland AJ, DiGiorgio MJ. Hand Hygiene in Clinical Set- tings: A Primer on Hand Hygiene Regimens and Their Effect on Skin Condition. ーリングズ、TJ・ ディジョルジオ著
（AV・ カートナー、AJ・
浄習慣と皮膚への影響」 3. 「手の乾燥」
レンドの報告 2020年3月24日 May 2021 PERSONAL CARE ロ コープランド、MJ・
「臨床現場での手の衛生：手の洗 ）
でのネット検索に関するGoogleト ペンタバイ
を配合した70%濃度のアルコー 使用後1時間で皮
3時間後には14%も高まったこ 肌を保湿する効
無使用群と比較した場合の水分量レベル
（%）
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