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サッカー女子五輪出場チーム 北中米カリブ海 未定(2チーム)


アジア


日   本 北 朝 鮮


アフリカ サッカー女子W杯決勝で米国を破って初優勝し、トロフィーを掲げて喜ぶ沢


まだ五輪で結果を残しているわけではない。挑戦 者の気持ちでいる」


 —W杯と五輪は別か。  


「以前はW杯より五輪の方が上だと思っていた


が、W杯で優勝した以上、位置付けは同じかな」 初の五輪、主役の好機


なでしこ象徴、川澄奈穂美


 小柄だが無尽蔵のスタミナで走り回り、得点を 狙う。FW川澄奈穂美


(26)は、なでしこジャパン


を象徴するような選手だ。「なりたいと思っていた 自分に、着実になっていっている」と成長を実感し た2011年を経て、攻撃の主力選手として初の五輪 を迎える。  女子W杯では当初控えだった。しかし準決勝か ら先発し、いきなり2得点。快進撃が始まった。  大会後もサッカーに対する姿勢はずっと変わっ ていない。


(中央)ら 熊谷紗希 「なでしこジャパン」=201 (21)は 1年7月、フランクフルト 「なでしこのよさを出すには、し


っかりした守備が欠かせない。強さや読みのよさ など、持ち味を臨機応変に出していきたい」と期 待をしっかり受け止めて、初挑戦となる五輪へ気持 ちを高めている。  昨年の女子W杯は全試合フル出場で優勝に貢献 し、W杯後はドイツの強豪フランクフルトに移籍。


「自分のやりたいことが認められるか、日本のサッ カーがこっちでどれだけ受け入れられるか未知数」 と不安も抱える中でのスタートだったが、各国代表 選手がそろう中で定位置を確保した。  日本とは違う質のサッカーに接し、選手として の幅を広げた。


同じチームの攻撃陣にすごいメンバーがいるので、 日々の紅白戦でも手応えや刺激を得られる」と成 長の糧には事欠かない。  北京五輪の時は予備登録選手だった。


「あの時 「グラウンドで自分を表現できることが、


何よりうれしい」と話す。プレー以外の部分で注目 を集めることも多いが、芯はぶれない。  代表への思いは強い。原点は04年4月24日、 北朝鮮に勝ってアテネ五輪出場を決めた東京・国 立競技場での一戦だ。当時大学1年生の川澄はス タンドで観戦し


「女子サッカーもこんな大観衆の中


でやれる。私もあの舞台に立ちたい」と思った。  それから8 年、自らその舞台で主役を 務めるチャンスがやってくる。


「もう一度


米国とやりたい。ブラジルともやってみた い」


守備陣の要、熊谷紗希  日本の守備陣に欠かせない存在となった。DF


。胸を躍らせ、その時を待ちわびている。 憧れの舞台へ初挑戦


は憧れだった。今はどうやって貢献できるかを考え ている」という五輪の舞台。最高の色のメダルを 目指し、ゴール前に堅固な壁を築く。


強敵は米、ブラジルか


 五輪サッカー女子の参加チームは12。日本が優 勝したワールドカップ


(W杯)よりも強豪の数は少


ない。  北中米カリブ海は1月に予選を行うが、五輪2 連覇中の米国はFWワンバックら能力が高い選手 がそろい、順当に出場権を得そうだ。ブラジルも マルタを中心に、個人の力では日本を上回る。  W杯が予選を兼ねた欧州勢は4強のスウェーデ ンとフランスで、準々決勝で日本に敗れたドイツは 出場しない。1次リーグで日本に勝ったイングラン ド勢を中心とする地元英国や、アジアのライバル の北朝鮮も侮れない。


欧 州


フランス スウェーデン


フランス


カメルーン 南アフリカ


オセアニア


未定(1チーム) 南 米


ブラジル コロンビア


ブラジル 開催国 英   国


サッカー日本女子の五輪とW杯成績 大会


開催地 成 績 「対人や球際の強さがあり、速い。 1991年 W杯 中  国 2000年 五輪 シドニー 04年 五輪 ア テ


95年 W杯 スウェーデン 99年 W杯 米  国 03年 W杯 米  国 07年 W杯 中  国 11年 W杯 ドイツ


アテ ネ 08年 五輪 北  京


1次リーグ敗退 ベスト8


96年 五輪 アトランタ 1次リーグ敗退


1次リーグ敗退 1次リーグ敗退 1次リーグ敗退 優 勝


出場権逃す ベスト8 4位 ※1991年と95年は女子世界選手権として実施


サッカー女子W杯のスウェーデン戦でゴールを決める川澄=2011年 7月、フランクフルト


サッカー女子W杯決勝の米国戦、優勝を決めるPKを入れた熊谷= 2011年7月、フランクフルト


 サッカー女子W杯のスウェーデン戦でゴールを決め、 =2011年7月、フランクフルト


抱き合って喜ぶ川澄(右から2人目)


SAN DIEGO YU-YU


JANUARY 1, 2012


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