SAN DIEGO YU-YU
JULY 1, 2012
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クルーズとはWhat is cruising? © Princess Cruise
「クルーズ(巡航)」 などとは違い、 、
とは、 船に乗ること自体を楽しむ旅行のこと。
交通手段として利用するフェリー 「ゆっ
くりと」「あてもなく」というニュアンスが含まれているよ
うに、通常のせわしない旅行とはかけ離れた、のんびりとし たバケーションです。
、
「スケジュールに縛られず、好きな時に起きて、食べて、 アクティビティを楽しんだり海を眺めたり」 、
「荷解きしたら
最終日まで荷造り不要」「寝ている間に寄港地が向こうから やってきた」
© Crystal Cruise © Crystal Cruise 。そんなクルーズの魅力に取りつかれる人も多
いようです。 クルーズ船はラスベガスを凝縮した一つの街のようなも の。ホテル、レストラン、バー、カジノ、ショッピングモー ル、美容院、スパサロン、プール、ジム、シアター、図書 室、PCルームまで、何から何まであります。さらに、連日 連夜各種ショーやイベントが行なわれているので、クルー ズの旅で退屈することはありません。毎日船室に届けられ る船内新聞をめくれば、パーティー、ビンゴ大会に、ダン ス、映画、ピアノや語学のレッスンなど、充実したアクティ ビティプログラムを確認することができるでしょう。
連日連夜繰り広げられる船上アクティビティ 翌朝目覚めると、別の港町に到着していた! そんなクルーズの魅力をご紹介します
食事もクルーズの醍醐味の一つ。無料で提供されるメイ ンダイニングでの食事のほか、バッフェ、寿司バー、ピザ レストラン、バー、軽食用カフェなど、いくつものサブレ ストランがあり、バラエティに富んだ料理を24時間いた だくことができます。 クルーズはほとんどの場合、航海途中でいくつかの寄港地 を経由して最終目的地へと向かいます(出港地と下船地が同 じ場合もあり)。寄港地では半日から2日程度停泊し、下船 して自由に観光したり、オプショナルツアーに参加するこ とができます。
ツアーはその土地の魅力あふれる自然と文化を満喫でき るように、史跡や観光名所巡り、スポーツ体験などがオ ファーされています。クルーズ会社によってはプライベー トアイランドを所有しており、優雅なひと時も楽しめます。 360度見渡す限り広がる青い海と空、暗闇にキラキラと 瞬く満天の星、
水平線に沈む夕日、
大海原を泳ぐクジラやイルカの姿、そして大音響で崩れ落 ちる氷河……クルーズならではの大自然との触れ合いも体 験してみてはいかがでしょう。
海から眺める港町の情景、
© Crystal Cruise
クルーズの料金
How much does a cruise cost?
1泊100ドル前後〜、意外と安いクルーズ しかも、食べ物もショーもアクティビティ代も すべて無料だからお得感大です!
© Crystal Cruise
一昔前までのクルーズは、お金持ちしか楽しめない豪華な 旅行という認識がありましたが、近年では家族みんなで気軽 に参加できるような1人1泊100ドル以下(2人部屋利用時 の1人あたりの金額)のお手頃なクルーズも数多く出ていま す。期間も1〜2泊程度のものから、数か月をかけて世界 一周をするものまで、多種多様なニーズに合わせたクルーズ が催行されています。 クルーズ会社は3つのグレードに分けられています。ま ずは
「ディズニークルーズ」 「ロイヤル・カリビアン・クルー や
ズ」に代表される「マス/コンテンポラリークラス」は、大 衆向けのクルーズ運営会社。
託児所が設けられていたり、 キッ
ズプログラムを充実させていたりと家族で気軽に参加できる ようになっています。また、クルーズ代金を安く抑えるため に、
中級の
大型のカジノが設置されていることが多いのも特徴です。 「プレミアムクラス」
ありのアウトサイド)から、スイートまでランク分けされ ています。いずれも客室内には、冷蔵庫、シャワー、トイレ、 テレビなどが付いており、快適に過ごせることでしょう。 そんなホテル宿泊並みのクルーズ料金には、船上の宿泊 費、メインダイニングでの食事代、エンターテイメント、 アクティビティ代も含まれています。だから普通の旅行と 比べても意外とリーズナブル。しかも、
「オールインクルー は1人1泊150ドル程度から。 © Crystal Cruise
最高級の「ラグジュアリークラス」 は400ドル程度からと なっており、バトラーによる細やかなパーソナルサービス、 豪華絢爛な設備などが魅力です。 クルーズ船の客室は、一般客室(窓なしのインサイド/窓
シブ」を採用しているクルーズでは、サブレストランでの 食事代、チップや一部のアルコールなども無料となってい ます(カジノ、スパサロンなどは別途)。 寄港地でのオプショナルツアー代、船内でのショッピン グ代にギャンブル代などの個人的な諸経費として、1日75 ドル〜100ドル程度を見積もっておきましょう。船上では 現金またはクレジットカードが使えます。またATMも設置 されているようです。 9月7日出港の「ロイヤル・カリビアン」社の「3泊バハ マクルーズ」
を一例に挙げると、
窓付きの部屋は239ドル〜、スイートルームが549ドル〜 となっています。
窓なしの部屋は214ドル〜、
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