SAN DIEGO YU-YU
MAY 16, 2012
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古代都市チチェン・イツァ Pre-Hispanic City of Chichen-Itza
数百キロにわたり密林地帯が続くユカタン半島の先端 に、かつてマヤ文明の都市チチェン・イツァが栄えてい ました。当時、最大で35万人もの人口を擁していたと 考えられています。 遺跡は旧チチェン、新チチェンの2つに分かれていま す。旧チチェンはマヤ古典期の600年頃から800年頃に 建てられました。新チェチェンは900年から1200年頃 のもので、トルテカ族の侵入による両文化が融合した建 築が見られます。 チチェン・イツァで最も有名なのは、マヤの最高神ク クルカンを祀る「カスティーヨ」(ククルカンのピラミッ ド)。高さ24メートル、正四角錐のピラミッドには、4面 にそれぞれ91段の階段があり、最上部の神殿の1段を加 えると、4 X 91+1で365となり、マヤの暦の1年365 日を表しています。春分と秋分の日だけに「ククルカン の降臨」と呼ばれる光と影による不思議な現象を見るこ とができます(右コラム参照)。
マヤ人の天文学の知識と天体観測の技術と正確さは驚
❶ カスティーヨ ❷ カスティーヨ内部にある初期のピラ ミッドから発見されたジャガーの玉座とチャック像 ❸ チャックの住み家と考えられ、生きたままの人間を投げ入れ た聖なる泉のセノーテ ❹ 雨の神チャック・モール像とカ スティーヨ ❺トルテカ文化の影響を受けた造りの戦士の神 殿
異的なものでした。神官たちが太陽や星を読んでいたカ ラコル(天文所)は旧チェチェンにて見学できます。
「戦士の神殿」(別称:千本柱の神殿)は3層の基壇の ある神殿。戦士の浮き彫りが施された石柱群に囲まれて います。急な階段の上にはチャック・モール像がありま す。寝ころんだ像の腹部にある受け皿には、生きたまま の人体から取り出された心臓が置かれていました。 マヤ文明では生け贄
にえ が習慣化されていました。マヤ人
にとって、生け贄に選ばれることは大変な名誉だったよ うです。選ばれたのは知識人が多く、
というマヤ競技の勝利チームの主将も神に捧げられまし た。この競技が行なわれていた大球技場や生け贄の首が 置かれた台座「ツォンパントリ」も残されています。 大河のないユカタン半島北部では、地下水が湧き出す セノーテ(泉)はとても珍重されており、チチェン・イ ツにあるセノーテにも、水が涸れないことを願って多く の生け贄が投げ込まれたという歴史があります。
「フェゴ・デ・ペロタ」
ククルカンの降臨
遠い昔、マヤ人たちは優れた天文 学の知識と天体観測の技術を駆使し
て「ハアブ暦」を生み出しました。これは地球が 太陽を1周する日数を365.242日とする、実に精 密なものでした。 カスティーヨの北側、最下段には大きく口を開 けた大蛇の頭部の彫像があります。いつもは胴体 のない大蛇の頭像にすぎませんが、春分の日と秋 分の日の2日間に限り、階段の西側側面に胴体部 分が出現します。夕日がピラミッド北西の角に立 つ石積みに当たると、その影はピラミッド最上段 から刻々と下に伸びていきます。まるでククルカ ンが神殿から這い出し、身をくねらせながらピラ ミッドを降りていくように見えます。約3時間後、 影は最下段の大蛇の頭像に達し、クク ルカの光臨となるのです。 マヤ人の知識と技術の結晶が生み出 した奇跡ですね。
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