ス タッフ 閑 談 今回のテーマは 「読書の秋」
▽ 25年前、 サンディエゴには大きな書店もインターネットもなかった。
だから、オレンジカウンティの 「紀伊國屋書店」まで定期的に本を買いに 行っていた。今、サンディエゴには「三省堂書店」や「ブックオフ」がある。 でも、いつでも読めると思うと、読まないのが人間のサガ。読書量は おそろしく激減してしまった。▽ TV JAPANで放送されている「週刊 ブックレビュー」 を毎週楽しみに見ている。ゲストがそれぞれ好きな本を 持ち寄り、
知った未知の世界。それを「話す」。視聴者が「見る」
1冊を合評する。後半は気になる作家へのインタビュー。ゲストが 「聞く」。単に「読む」
とは違う読書の楽しみ方だと思う。▽ 『ゆうゆう』今号の特集は 「日米ベス トセラー本」
。モノの本によると、ベストセラーを作るためには、 用 「たちつてと」 が必要とのこと。
タ行五段活 た : タイトル=良いタイトル。
ち:著者=有名・専門性がある。つ:ツキ=運に左右され る。て:テーマ=どんな切り口 (面白いと売れる)。と : トレンド=流行/今年出すべき本かどうか。時流はまさに、
1億総アマチュア作家ブーム。だれでもが、本を、読む側で はなく、書く側になれる楽しい時代がやってきた。 (NS)
今回は「読書の秋」というトピックだが、秋でなくても常に本を読んで いる。昔から、家で静かに本を読んでいるのが好きな子供だった。一番 初めの頃に読んだ本は「うさこちゃんシリーズ」だった。0歳〜1歳用の 4冊セットの絵本がうちにあった。表紙の裏には私が描いたであろう、う さこちゃんの似顔絵らしき大小の丸でできた絵と、平仮名での私の名前 (左右逆になっている!) がクレヨンで記してあった。それから、父親がお 土産に本を買ってきてくれたり、母と買物に出かけた時に本を買ってくれ たりで、常に本に囲まれていた。シートン動物記、オズの魔法使いシリーズ、 赤毛のアン・シリーズ、ドリトル先生、ヘレン・ケラー、あしながおじさん、 長靴下のピッピ、家なき娘等々、児童文学は結構たくさん読んだと思う。 本好きだった子供がそのまま大人になり、今でも読書 好きです。読むペースも早いので、数時間で1冊の本 を読み終えられるのだが、日本語に限る。英語だと なかなか進まなくて、読みかけのペーパーバックが 何冊かある。まずはそれを読まないと・
・ ・。ペーパー バックを読む「読書の秋」にしようかなぁ。 (YA)
最近読んで面白かったのは、大野更紗 (さらさ) さんの書いた『困ってる ひと』
。WEBマガジン 世の中には
▽ 原発事故から約8か月が経過した。福島県民は低線量被曝の危険度 に深い関心を寄せている。大阪大名誉教授 /放射線専門医・中村仁
ひろのぶ 信著
『低量放射線は怖くない』(遊タイム出版) は、年間100ミリSV以下なら、 むしろ細胞の修復機能を高めて放射線への適応度が上昇すると説く。活性 酸素の処理能力を促すビタミンC&Eの摂取も肝要だ。原子力基本法は 放射線事業従事者の被曝制限量を規定しているが、一般人対象の基準値は 成文化されていない (年間1ミリSVはガイドライン)。遺伝子の突然変異で 10世代先の異常発現を警告する医師もいるが、少なくとも、この一冊は 放射線を正しく恐れる
44 4 4 4 4 ▽ 頻発するテロや人災としての原発事故に直面し、
一助となる。福島市在住の母と弟にも一読を勧めた。 現代人の深層心理では
「運
悪く犠牲になる」→「運良く生きている」へと認識変化 が起きている。他者の存在が希薄なのに自分の生命が 脅かされる時代。読んでいるのは、オウム、
9.11の現実を
絡めた長編小説 『太陽を曳く馬』 (高村薫著/新潮社)。 徹底的に病理を言語化し、対話から人間復権を試み る著者に共感。虚無と不安の野放しはご免だ。 (SS)
“読書” と聞いただけで、 「あ、アタシだめ」と条件反射で口
を開く人がいる。実はワタクシも、元々はそういう読書嫌いの子供であっ た。ありゃ夏休みの読書感想文の仕業だと思う。ナニ書いたらいいんだよ ーもゥ。原稿用紙が埋まらないから、あらすじでも書いたれ!と四苦八苦 した思いがある。そんなんで国語の成績はいつも「3」だった。中高に入 ると成績は上昇したが (相変わらず読書感想文を毛嫌いしていたのに、ナ ゼだ?)、苦しみは大学受験の時にもついて回った。社説を読み、あらす じと感想を書く。それが進学ゼミの先生から課せられた「必殺アチョ〜・ 小論文対策特訓」だった。そのおかげかどーか、はなはだ疑問が残るが、 今や文を書く職業に就いた。ありがたや〜。感想文からは解放されたが、 今度は職業病で、強制的に本を読みあさるようになっ た。オリャオリャ〜もっと読めー。俺を読めーと強引 なアプローチに、ついに本が好きでチューと恋に落 ちた。ブラボー。そんなこんなで書物と相思相愛に はなったのであるが、時折り、ページの中に潜む苦 いノスタルジーが顔を出すのである。いやン。 (AS)
「ポプラビーチ」に掲載されているものを偶然に知って
読み始めたのだが、大野さんの絶妙な語り口に惹きつけられ、数日間、夜更 かしして読みふけってしまった。ビルマ難民研究に情熱を注ぐ大学院生だった 彼女は、ある日突然、原因不明の病に襲われる。診断がつかぬまま1年間を 過ごし、
その後9か月間、 壮絶な入院生活を送る。自己免疫疾患系の難病の
ため、現在の医療では治癒は難しいらしく、退院後の今も都内で通院しなが ら大変な生活を送られているようだ。体は病のためにひどいことになって いる上に、日本の行政・医療システムの理不尽さに翻弄され続けている彼 女。絶望の淵に立っているはずなのに、彼女の書く文章はポジティブなオー ラに包まれている。そしてとっても面白い。泣いたり 笑ったりしながら一気に読み終えた。私はウェブでタ ダで読んでしまったが、大野さんにちょっとでも印 税が入ってほしいから、ポプラ社から出版されてい る書籍もぜひ購入しようと思っている。皆さんも ぜひ読んでみてくださいね。
元気が出ます! (RN)
9月半ばに (自分で) 開催した東ヨーロッパ珍道中では、セルビアのベオグ ラード、クロアチアのザグレブを列車と車で巡ってきた。アメリカから来ていた 友達が運転したんだけど、ナビゲーターなどもちろんなく、国と国との距離を 示すぐらいの地図 (AAAでもらえる、
てるだけみたいな) だけで、見事に目的地に到着できたからすんばらしい!
ファンタジー系の小説を読むのが大好き!“Twilight Saga” 4冊、
!
トを大事に本棚に並べている。私の普段のスケジュールは、 から晩まで
“年中無休” のんびりして、 で動いている。お仕事はもちろん、
こと、エクササイズなど、とにかく non-stop! いけど、
“読書の秋” というよりも
“Harry Potter” 7冊を何回も読んで、完全セッ 朝
家の ! 自慢じゃな
本を手に持って読むことがほとんどない。 “寝る前の読書”
のほうが私のスタイ
ルかもしれない (^.^)。今年から読み始めた本は HBOの人気 ドラマ “True Blood” の原作になった “Sookie Stackhouse” 小説シリーズ (作家Charlaine Harris)。そう! “Twilight Saga”
に引き続き、Vampire からな
かなか離れない私で〜す(^.*)。面白く読んで いるけど、疲れているせいなのか、1、2ペー ジを読んだだけですぐ眠くなってしまうの、、、 一体、
十数冊もあるこのシリーズは、いつ読み 終えれるかなぁー??? (S.C.C.N.)
▽ 私には一生の友と呼べる良い友が数人いる (数人だけかい!?)。 本についての友といえば「MAKO」
。小学校1年生からの友人で、姉妹
のような存在だ。日本に帰ると必ず彼女と本屋へ行き、アメリカへ持っ て帰ってくる本を見繕ってもらう。
「推理小説が読みたい」とか「歴史
物がいい」など、その時々の趣向を伝えると、私が好きそうなものを いくつか挙げてくれる。今回は気軽に読める本だったと思う (わずか 3か月前なのにうろ覚え…)。気に入った本は梨木香歩の『裏庭』
。特に
出だしがいい。途中で視点が変わり、あまりにも不思議な世界が長く 続いて、ちょっと退屈にはなったのだが…。▽
“Twilight Saga” が一世
風靡していた時にはS.C.C.N (↑)さんの影響で、私もどっぷり読書に ハマったが、今の私は1週間に何時間、本の世界へ 入っていく時間があるのだろうかというくらい忙し い。秋はすることが一杯で忙しいのに、なぜ読書の 秋なのかと思っているのは私ぐらいだろうか。もう 少し寒くなってから、家の中でのんびりと本の世界へ 入っていきたい。私には読書の冬かな!? (SSo)
かつて編集という仕事に就いていた私は、
中で、最も本を読まない不届き者」と、その点では自分を蔑 さげす
カリフォルニア州とネバダ州が大きく載っ !
・・・って、またまたお題とは関係ない話から入りましたが〜・・・ここからです。 旅の初めはとっても暑く、半袖で蚊にバクバク刺されていたのに、途中から空気 がすこぉしヒンヤリしてきて、日本の秋のような気候になってきた。ザグレブか ら 「アルプスのハイジ」 の山を越えてベルリンに着いたら完璧な秋。ベルリンって 音楽家や芸術家がたくさん住んでいるそうな。秋でこんなに寒いのに、冬はど うなっちゃうの?ってベルリンの友達に聞くと、秋
・ 冬はむちゃ
寒くて外に出られず、家にこもって練習・お勉強の期間なん だって。ほぉ。だから秋の読書、
うのね (今頃悟って遅い?)。こうやって、 でいらっしゃる方も、
じゃなくて読書の秋って言 今、私のコレを読ん
秋の読書を満喫してるのね〜。(読書っ みほし なつき あやも
てほどの文章じゃないって?) (笑) (満星と那月と彩雲のおば)
「数ある編集者の ん
でいた。昔から家の中で一人でじっとしていることを好まない。 本を読んだり、何か家の中で練習したり、という忍耐がないのだ。 静かにして本を読むより、音声や映像に走る人なのだ。そんな 私に最もふさわしくない職業によく就けたものだと、私を雇った 社長に感謝したものだ。就職後は「読書嫌い」を返上しなけれ ばと、編集者時代には義務的?に本を読んだ。サンディエゴ住 まいになってからは、プールサイドでの日光浴のついで
4 44 が読書
タイムとなっていたが、その日光浴をすることが徐々になくなる につれて、読書タイムは私の生活の中からまた消えることに…。 加えて、加齢による視力の衰えで、寝る前 の睡眠剤としての役目をしていた読書も DVDに代わってしまった。このままいくと、 読書の秋どころか、
読書自体が私の生活から すっかり消え去ってしまいそうだ。 (Belle)
SAN DIEGO YU-YU
NOVEMBER 1, 2011
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